投資で勝ちたいなら水平線は必ず覚えるべき!(ダウ理論・上昇トレンド・下降トレンド・利用方法)

 

 

 

 🍵 水平線とは?

 水平に引いた線のことで、これ自体はただの水平線でしかなく自由にどこにでも線を引くことが出来ます。しかし、ダウ理論と組み合わせて使うことによって大きな効果を発揮します。

 

🍵 ダウ理論とは?

 以下の6つの法則から成り立つ値動きを判断するための理論のことを「ダウ理論」と言います。

  • ①平均はすべての事象を織り込む。
  • ②トレンドには3種類ある。
  • ③主要トレンドは3段階からなる。
  • ④平均は相互に確認されなければならない。
  • ⑤トレンドは出来高でも確認されなくてはならない。
  • ⑥トレンドは明確なシグナルが発生するまでは継続する。

 

①平均は全ての事象を織り込む

政府が発表する経済統計や企業の業績・更には自然災害の様な予測不可能な事象に至るまで、需給に関するあらゆる事象は全て市場価格に織り込まれる。市場価格はあらゆるファンダメンタル(材料)の反映であるという考えであり、その意味で効率的市場仮説の主張に基づいた考えとも言える。

 つまり、「すべては値動きで判断できる」と言っているようなものです。①は特に覚えなくても成績に影響は出ません。

②トレンドには3種類ある

ダウ理論では、価格変動の分析において市場動向(トレンド)を重視する。そのトレンドを以下の3つに分類している。
主要トレンド:1年~数年のサイクル。
二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル。
小トレンド :3週間未満のサイクル。
これらのトレンドは互いに独立しているのではなく、二次トレンドは主要トレンドの調整局面であり、小トレンドは二次トレンドの調整局面として捉えられる。

 マトリョーシカのようにトレンドの中にトレンドが存在している。小トレンドの人が決済注文をすると、二次トレンドの流れの中に押し目(一時的下落)が作られる。二次トレンドの人が決済注文をすると、主要トレンドの流れの中に押し目(一時的下落)が作られる。

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③主要トレンドは3段階からなる

主要トレンドは買い手の動向によって3つの段階からなるとされています。

1.先行期:市場価格が下落し全ての悪材料は織り込み済みと判断した少数の投資家が、いわゆる"底値買い"をする時期。価格は、下落しているか底値圏で上下している。

2.追随期:市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期。価格は、上昇局面にある。

3.利食い期:価格が充分に上昇したところを見て、先行期に買いを入れた投資家が売りに出て利益を確定する時期。価格は既にその前から上昇局面にあるものの、その上昇する値幅は小さくなっている。

 ※主要トレンド以外のトレンドも同じく3つの段階からなります。

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 ダイバージェンスを使えるようになると「先行期」で押し目買いが出来るようになります。

www.socha.work

④平均は相互に確認されなければならない

複数の平均的指標が存在する場合、その両者に同じシグナルが見られないなら明らかにトレンドとして捉えることは出来ないと考える。もっともシグナルが同時期に出現する必要はないものの、直近においてシグナルが発生していればトレンドとして捉えるべきであり、且つ可能な限り同時期に近ければ確定的としている。
ダウが活躍した時代のアメリカでは、工業生産が盛んになると共に製品を輸送するための鉄道が整備された時期であった。工業生産の好調・不振は即座に鉄道業の経営に影響したことから、ダウが創刊した『ウォールストリート・ジャーナル』ではダウ・ジョーンズ工業平均株価と運輸株平均をチャート形式で掲載している。

 つまり、「繋がりのあるものは全て把握しておく」ということです。例えば、世界中が好景気になり、債券や株の年利が高くなると金の価格が下落すると分かっているのなら、世界中の景気に目を向けて金の取引をするといった感じのことです。

⑤トレンドは出来高でも確認されなければならない

市場の終値の変動をダウは重視するが、同様にトレンド発生の確認手段として出来高の推移も重視する。
例えば上昇局面においては値上がり時に出来高が増加し値下がり時には出来高が減少、下降局面においては逆になる。主要トレンドに従って取引する投資家が多数派であり、二次トレンドや小トレンドで利益を得ようとする投資家は少数派であると考え、それが出来高の多少に反映するとする。

 相場が過熱している時の出来高は跳ね上がり、相場が過熱しきると出来高は下がります。たまに出来高が下がっているのに相場が上がったりするときがありますが、このパターンは大体すぐに相場も下げてきます。なので、騙されないように相場の動きだけでなく、出来高もしっかり見て判断するようにと言っているんです。

 ※FXには出来高が無いので、買われすぎかどうかを判断するのにRSIなどのオシレーター系を使うと良いです。

⑥トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

現在の市場で発現しているトレンドは、明確にトレンドの転換シグナルが現れるまで継続し続けるとする。トレンドに従った売買によって多くの投資家は利益を得るのであり、トレンドに逆らった売買で利益を得るのは難しい。

 トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続するので、明確な転換シグナルが出ない限りは順張りでトレードしてくださいという事です。

 

 

 

🍵 上昇トレンドと下降トレンド

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 上の画像のような高値安値が切り上がっている状態を上昇トレンドと言います。前回安値を割らない限り上昇を続けるので、この場合の転換シグナルは前回安値を割った時になります。

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 上の画像のような高値安値が切り下がっている状態を下降トレンドと言います。前回高値を抜けない限り下降を続けるので、この場合の転換シグナルは前回高値を抜けた時になります。

 

🍵 利用方法

 高値と安値に水平線を引くだけで、トレンドが継続するか終わるかが分かるようになります。 

購入ポイント

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 上昇トレンドが継続するのであれば安値を割ることなく再度反発して上げてきます。買いのポイントとして、高値に引いた水平線と安値に引いた水平線の間で買うことがおすすめです。仮にその間で買えなかったとしても高値を抜けたところで買うのも有りです。

 損切ポイント

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 上昇トレンドの場合、上の画像の「上昇トレンドの終わり」のように安値を割ると、上昇トレンドが終わるので損切をします。上の画像の「上昇トレンド継続」のように安値を割らずに反発すると、上昇トレンドは継続になります。下降トレンドのトレード方法は形が逆になっただけでやることは一緒です。